出版物

石を聞く肖像

音楽写真叢書第二巻~栄光のバーンスタイン

20世紀後半を代表する指揮者の一人であり、ミュージカル『ウエスト・サイド物語』『キャンディード』など数々の名曲を残した作曲家でもあるレナード・バーンスタイン。
木之下は1974の来日公演以降、東京、京都、広島、ニューヨーク、プラハ、ウィーンで巨匠を撮影、巨匠もまた木之下の写真を気に入ってくれていました。本書には指揮姿の他、平和への思いが強かった巨匠が広島平和記念資料館を訪ねる様子、珍しいダコタハウスの自宅の写真も収録し、在りし日の巨匠が偲ばれます。
『最後のマリア・カラス』に続いてなかにし礼氏がエッセイを、愛嬢ジェイミー・バーンスタイン氏が序文を寄稿。愛弟子佐渡裕氏は木之下との対談で恩師の思い出を惜しみなく語っており、写真集としても読み物としても、充実の1冊です。
写真 木之下晃  / 出版:響文社 / 発行:2014.7 / ¥3,200-(税別)

石を聞く肖像

ヤンソンとムーミンのアトリエ

ムーミンの作者、トーヴェ・ヤンソンと木之下晃との2度の出会いを写真とエッセイで綴った1冊。アトリエに点在するムーミングッズや、膨大な蔵書、センス良く温かみのある北欧のインテリア、日本に関するモノ、そしてなんといっても、トーヴェさんの素敵な笑顔…収録した写真からはトーヴェさんの人柄が伝わってきます。写真嫌いとも云われていたトーヴェさんとの、ドキドキの出会いから再訪までの経緯を綴ったエッセイも好評です。晩年のトーヴェさんの写真はあまり残されておらず、記録としても貴重な1冊です。
写真・文 木之下晃  / 出版:講談社 / 発行:2013.10 / ¥2,000-(税別)

石を聞く肖像

音楽写真叢書第一巻~最後のマリア・カラス

1974年、世紀のオペラ歌手マリア・カラスの来日公演。木之下は公式カメラマンとしてこの演奏会を撮影しました。コンサートは大盛況、翌年の来日も確実と云われた中、カラスはこの日本公演を最後に公式の場で歌うことはありませんでした。木之下が撮影した写真が、マリア・カラス最後のステージ写真となったのです。ファンの耳に残るカラスの歌声が聴こえてきそうな、歌姫最後の写真の数々は必見、作家なかにし礼氏が寄せてくれたエッセイ「天上の音楽 マリア・カラス」も必読です。
写真 木之下晃 文 なかにし礼 / 出版:響文社 / 発行:2012.1 / ¥2,700-(税別)

石を聞く肖像

石を聞く肖像

「この石を見て感じたことをカメラの前で表現してください」
この問いかけに応じてくれた200人を超える芸術家の、世界に類のない肖像写真集。
音楽家との親しい交流の中から20年にわたって撮影してきたシリーズ『石を聞く肖像』が写真集になりました。世界で活躍する芸術家たちの意外な様子が、一つの石をキッカケに垣間見えます。
写真 木之下晃 対談 大原哲夫 / 出版:飛鳥新社 / 発行:2009.09 / ¥8,400-(税込)

MAESTROS at MUZA KAWASAKI SYMPHONY HALL

MAESTROS at MUZA KAWASAKI SYMPHONY HALL

ミューザ川崎シンフォニーホール開館5周年記念写真集。サイモン・ラトル、リッカルド・ムーティ、ワレリー・ゲルギエフ等、国内外のマエストロ約50人のステージの様子を楽しんでいただける一冊です。
写真 木之下晃 / 出版:ミューザ川崎シンフォニーホール / 発行:2009.07 / ¥1,500-(税込)
現在流通はしていませんが、お譲りすることができる書籍です。ご興味のある方はお問い合わせください。

青春の音楽 PMF・SAPPORO

青春の音楽 PMF・SAPPORO

毎年7月札幌で開かれるPMF(Pacific Music Festival)は1990年にレナード・バーンスタインの提唱で始まった国際教育音楽祭。そのPMF20回記念として、木之下が撮りつづけてきた写真約200点 が1冊の本にまとまりました。写真集というよりは、PMFのこれまでの歴史を質の高い写真で振り返り、PMFを知らない人にも、この音楽祭の魅力を伝えるための写真絵本のようになっています。
写真 木之下晃・木之下Tomoe / 出版:北海道新聞社 / 発行:2009.06 / ¥2,600-(税込)

José Carreras ~50th Anniversary of his stage debut

José Carreras ~50th Anniversary of his stage debut

ホセ・カレーラス ステージデビュー50周年記念写真集。ホセ・カレーラス73年の初来日から06年までの日本公演を収めたもので、オペラやリサイタルの様子などを美しい装丁と印刷で楽しめる豪華版写真集です。一般には流通していないことからファン垂涎の一冊といわれています。
写真 木之下晃  / 出版:ビザビジョン / 発行:2008.10 / ¥10,000-(税込)
現在流通はしていませんが、お譲りすることができる書籍です。ご興味のある方はお問い合わせください。

ひとりでも行ける オペラ極楽ツアー

ひとりでも行ける オペラ極楽ツアー

オペラファンに人気の著者・写真家による、オペラの旅情報満載のガイドブック。
美しい劇場や街の写真とともに楽しめる旅情報満載のエッセイ、オペラ作品や劇場にまつわる体験談のほか、チケットの入手法などお役立ち情報も充実。劇場や公演、街の写真でビジュアルも楽しめると好評な一冊です。
写真 木之下晃 文 石戸谷結子 / 出版:朝日新聞出版 / 発行:2008.09 / ¥2,310-(税込)

MARTHA ARGERICH

MARTHA ARGERICH

1976年の初来日時から30年以上にわたって追いつづけ、その時々の魅力をフィルムに凝縮したマルタ・アルゲリッチの写真集。アルゲリッチはアルゼンチン出身の、実力ナンバーワンのピアニスト。来日コンサートのチケットは即完売という人気をも誇っています。木之下は音楽家との親交も深く、カメラ嫌いという彼女の素顔を撮影することにも成功しています。ステージで音楽と向きあう真剣な表情、楽屋で小澤征爾らとくつろぐ表情等々、貴重な写真の数々が見られるのはこの写真集をおいて他にありません。
写真 木之下晃 文 小関芳宏 / 出版:ショパン / 発行:2007.04 / ¥3,000-(税込)

日本の演奏家

日本の演奏家

財団法人 日本カメラ財団が運営するJCIIフォトサロンで開かれた写真展の図録写真集。齋藤秀雄・朝比奈隆・小澤征爾・大野和士など指揮者たち、安川加寿子・内田光子らピアニスト、巌本真理・諏訪内晶子・五嶋みどりらヴァイオリニスト、東敦子・林康子・渡辺葉子らオペラ歌手など、木之下が自らセレクトした、約80点(全作品モノクロ写真)が収められています。木之下にとって初の試みとなる「日本の演奏家」のみでの構成です。
写真 木之下晃/ 出版:JCIIフォトサロン / 発行:2006.09 / ¥800-(税込)

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ヴェルディへの旅

ヴェルディへの旅

世界的に活躍する音楽写真家と、オペラ研究の第一人者が、イタリアオペラ最大の巨匠・ヴェルディゆかりの地とその人間像を徹底取材でまとめた、音楽ファン必読の一冊です。
写真 木之下晃 文 永竹由幸 序 ネッロ・サンティ / 出版:実業之日本社 / 発行:2006.03 / ¥2,520-(税込)

マエストロ-世界の音楽家

マエストロ-世界の音楽家

木之下の手元にたまった3万本のフィルムの中から、極めつき作品の184点を選び出したのが『マエストロ』です。装幀デザインは勝井三雄。すでに絶版となり、再版の希望が強い『世界の音楽家』のスタッフが再び新たな作品作りに取り組みました。対談には英訳を付け、国際的に活躍している木之下の集大成というにふさわしいインターナショナルな仕上りになっています。
写真 木之下晃 序 ロリン・マゼール 対談 大原哲夫 / 出版:小学館 / 発行:2006.02 / ¥5,250-(税込)

武満徹を撮る

武満徹を撮る

木之下は、20世紀を代表する作曲家の武満徹を1970年代から1996年に武満が亡くなるまで、30年近く撮り続けてきました。武満徹の音楽が生み出される現場を捉えた数々の写真集と、貴重な音源を収録したCDのセット。CDには武満徹が自らの青春時代、作品の創造を語った貴重なインタビュー「武満徹、青春を語る」(1984年NHK放送)ほか、「武満徹全集」とは別の音源3曲が収録されています。武満音楽のファンには待望の一冊です。
写真・文 木之下晃 / 出版:小学館 / 発行:2005.07 / ¥3,990-(税込)

カルロス・フライバー

カルロス・クライバー

伝説の指揮者・カルロス・クライバーの写真集。1986年5月10日(東京文化会館)、5月11日(神奈川県民ホール)のバイエルン国立管弦楽団とのコンサートの写真を中心に、1988年9月25日のスカラ座来日公演「ラ・ボエーム」のカーテンコール(東京文化会館)、1994年10月20日のウィーン国立歌劇場来日公演「ばらの騎士」千秋楽のカーテンコールそして打ち上げ(東京文化会館)の写真も収録されています。
写真 木之下晃 文 田中良幸 / 出版:アルファベータ / 発行:2004.11 / ¥2,400-(税込)

朝比奈隆 長生きこそ最高の芸術

朝比奈隆 長生きこそ最高の芸術

生涯現役を貫き、九十三歳の天寿をまっとうした指揮者・故朝比奈隆。八十歳を過ぎて人生の華を咲かせた巨匠は、稀代の"生き方上手"でした。長年親しく交友しプライベートの撮影を許された木之下が、秘蔵写真とエッセイで明かす朝比奈流"人生の指揮法"。
写真 木之下晃 文 岩野裕一 / 出版:新潮社 / 発行:2002.12 / ¥1,890-(税込)
現在流通はしていませんが、お譲りすることができる書籍です。ご興味のある方はお問い合わせください。

ザルツブルグ~永遠のサウンド・オブ・ミュージック

ザルツブルク~永遠のサウンド・オブ・ミュージック

映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地探しの旅をしながら、音楽の都ザルツブルクの永遠の魅力を再発見できる一冊です。27年通いつづけた木之下が、美しいザルツブルクの様子をフィルムに収め、音楽の都を案内しています。ザルツブルクへの旅のお供にもおすすめです。
写真・文 木之下晃 木之下Tomoe / 出版:東京書籍 / 発行:2000.09 / ¥2,310-(税込)

ベートーヴェンへの旅

ベートーヴェンへの旅

近年、新しい評価が加えられているベートーヴェン。音楽の古典的様式を完成させた真の芸術家、作曲家の生涯を、ボン、ウィーン、プラハなど、ゆかりの地を写真で辿りながら振り返り、その偉業を検証している一冊です。
写真 木之下晃 文 堀内修 / 出版:新潮社 / 発行:1996.11 / ¥1,575-(税込)

音楽家のオフ・ステージ

音楽家のオフ・ステージ

ヨーヨーを持ったヨーヨー・マ、提灯をかかげるプラシド・ドミンゴ、指揮棒を生ける朝比奈隆、そばを食べるジョン・ケージ等、ステージを離れたマエストロたちが、意外な素顔を見せる瞬間を撮った楽しい本です。
写真・文 木之下晃 / 出版:東京書籍 / 発行:1998.12/ ¥2,039-(税込)

これだけは見ておきたいオペラ

これだけは見ておきたいオペラ

日本でのオペラ・ブームは定着したと言えそうです。とは言え、どの演目を見ればよいのか悩んでしまうファンも多いはず。そこでズバリ選びました。「傑作オペラ50選」。その見どころ聴きどころをコンパクトにまとめたオペラファン必携のベストセラーです。
写真 木之下晃 文 堀内修 / 出版:新潮社 / 発行:1994.09 / ¥1,575-(税込)

my MOZART

my MOZART

作家辻邦生氏の書き下ろしエッセイと、木之下晃撮影によるモーツァルト讃歌。
没後200年を迎えたモーツァルトを偲び、生家から、名作が生まれた劇場、宮殿などの写真で、その生涯を綴っています。 モーツァルトファンへのプレゼントにもぴったりの一冊です。
写真 木之下晃 文 辻邦生 / 出版:小学館 / 発行:1991.12 / ¥1,529-(税込)
現在流通はしていませんが、お譲りすることができる書籍です。ご興味のある方はお問い合わせください。

モーツァルトへの旅

モーツァルトへの旅

没後200年を経ても愛され続けるモーツァルト。わずか35年の短い生涯だったが、その人生の大半は旅の連続であり、旅行で得た見聞と感動こそが、名曲を生む原動力となっていました。30都市以上に及ぶヨーロッパ各国のゆかりの地を、豊富な写真で辿ると共に、新たな視点で考察された伝記を読みながら、情熱溢れる天才の偉業を振り返ります。"とんぼの本"の中でもベストセラーの一冊です。
写真 木之下晃 文 堀内修 / 出版:新潮社 / 発行:1991.07 / ¥1,680-(税込)

その他の出版履歴

1969
「FOLK SONG '69」 私家版 / 文:たかいしともや、中山典子、高田政彦
1970
「音楽家~音と人との対話」 私家版 / 序:外山雄三
1973
写真楽譜 「MUSIC FOR LIVING PROCESS」 全音楽譜出版社 / 作曲:一柳 慧 / デザイン:勝井三雄
1980
「対談と写真 小澤征爾」 ぎょうせい
 文:小澤征爾 / 対談:小田 実、谷川俊太郎、大江健三郎、武満 徹、レナード・バーンスタイン、エドウィン・ニューマン
1981
「SEIJI OZAWA - 小澤征爾の世界」 講談社 / 序:レナード・バーンスタイン / 文:武満 徹、重森弘淹
「カラヤン - HERBERT VON KARAJAN」 TBSブリタニカ
 文:村田武雄、門馬直美、インゲルト・スミス、デーヴィッド・スミス、イーセラ・タムセン
1984
「世界の音楽家I 指揮者」 小学館 / 序:小澤征爾、ロリン・マゼール / 文:芥川也寸志、三谷礼二、重森弘淹
1985
「世界の音楽家Ⅱ ピアニスト」 小学館 /序:アンドレ・ワッツ、パウル・バドゥラ=スコダ /文:遠山一行、三善 晃、中河原理、田中雅夫
「世界の音楽家Ⅲ 演奏家」 小学館 /序:ムスティスラフ・ロストロポーヴィイチ /文:丹羽正明、畑中良輔、マルセル・グリリ、桑原甲子雄
1987
「アメリカの音楽地図」 新潮社 / 文:木之下晃
1988
「小澤征爾とその仲間たち」 音楽之友社 / 文:栗田晃穂、富永壮彦、村上 綜、木之下晃
「AICHI」 愛知県 / 共:夫馬 勲
1989
「ワーグナーヘの旅」 新潮社 / 文:堀内 修
1991
「プラハの春」 音楽之友社 / 文:堀内 修、木之下晃
「小澤征爾とその仲間たちⅡ」 音楽之友社 / 文:小澤幹雄、名和 修
1992
「巨匠 カラヤン」 朝日新聞社 / 序:小澤征爾 / 文:安永 徹、小泉和裕
1992
「モスクワの夏」 音楽之友社 / 文:小玉進午、伊熊よし子、木之下晃
1993
「Bravo!」 Fenice. Milano / 序:ロリン・マゼール
1994
「朝比奈隆」 増進会出版社 / 文:伊部恭之助、実相寺昭雄、響 敏也、岩野裕一
1995
「小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラ」 音楽之友社 / 文:下村満子、中河原理
1996
「渡邉暁雄」 音楽之友社 / 文:船山 隆、渡邉信子
1996
「朝比奈隆」 音楽之友社 / 文:岩野裕一
1998
「音楽家」 JCII フォトサロン
2002
「朝比奈隆 - 円熟の80代」 音楽之友社 / 文:岩野裕一
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